許さない!テロもイラク攻撃も有事法制も
憲法かかげ、平和のイニシアチブを
さきょう平・民・懇は16日、第12回運営委員会を開き、テロと報復戦争の悪循環にストップをかけ、米のイラク攻撃や日本の有事法制に反対する当面のとりくみについて決めました。
10・22 街頭宣伝と学習会
10月22日には東京・日比谷野外音楽堂で「守れ!雇用・くらし・いのち 許すな!イラク攻撃、有事法制」をかかげて「10・22中央集会」が開かれます。これに呼応する左京区や京都のとりくみは次のとおりです。
- 街頭宣伝(さきょう平・民・懇主催)
百万遍:12時半、熊野神社:12時15分、イズミヤ前:午後3時 - 学習会(京都革新懇主催)
ハートピア京都(烏丸丸太町下がる東側):午後6時30分
講演:「9・11テロ以降の世界と日本」 新原昭治氏
10・27 ピース ウォーク
「イラクへの攻撃をとめよう、有事法制を廃案へ」
デモ行進(守ろう憲法と平和 きょうとネット主催)
コース 京都YMCA午後2時出発 ― 四条通り ― 河原町通り ― 市役所前
さきょう平・民・懇では、このデモンストレーションに、日ごろの街宣で活躍している大横断幕をもって参加します。
百万遍、イズミヤ前など
街頭宣伝を継続
さきょう平・民・懇では、テロや有事法制に反対して、2001年10月9日から2002年7月31日まで、連日の街頭宣伝をおこないました。第二次宣伝活動として、当面以下のとおり街頭宣伝を継続します。
- 毎週木曜日 12時30分から午後1時30分まで 百万遍
- 毎週土曜日 午後4時から午後5時まで イズミヤ前(高野)
- 毎月15日 午前11時から12時 知恩寺前(百万遍)
資料・街宣メモ9月12日
- インドネシア東部の観光地バリ島の繁華街で12日午後11時半ごろ連続爆発
- インドネシアのメガワティ大統領は13日、緊急記者会見 「テロは国家の安全保障に対する脅威」「犯人を逮捕し、必ず処罰する」 爆発事件がテロによるものとした
- バリ州警察によると死者は186人、負傷者は280人に
- 爆発はバリ島2箇所、スラウェシ島でも。国家警察は、同時多発テロ事件と見て、捜査に
- テロ
- テロは多数の市民の生命を無差別に奪う憎むべき蛮行 絶対に許されない犯罪行為
- どんな宗教的信条や政治的見解によっても、正当化できない
- 昨年9月11日に米国で起こった同時多発テロ後の一年間に何が起こったか
- テロに対する報復戦争 アメリカ → アフガニスタン
- イスラエル → パレスチナ自治政府 テロと報復戦争の悪循環
- テロ反対の国際的一致 しかし軍事攻撃では不一致 国民世論で軍事攻撃賛成が反対を上回ったのはアメリカとイスラエルだけ(ギャラップ社、31カ国調査)
- アメリカは戦線を拡大 他国に対する先制攻撃、核使用も方針に 国際協調を無視した暴走、単独行動主義
- 米議会 イラクに対する武力攻撃容認決議を可決
- イラク 安保理決議にもとづく査察を無条件で受け入れ アメリカはこれを妨害、軍事攻撃の条件作りに新安保理決議を画策
- 米の国内世論も国際世論も「先制攻撃反対」
- <米国>
- 米議会 アフガニスタン空爆反対 バーバラ・リー議員一人
今回のイラク攻撃反対のリー議員修正案には72名が賛成 - 議会の決議に抗議する集会が全米各地で サンフランシスコ 10日、ボストン 11、12日など
- サンフランシスコ 6日 ノット・イン・アワー・ネーム(われらの名をかたるな)反戦集会 1万人
テロ犠牲者の名のもとで世界を血の海でよごすな
最後の最後までレジスタンを続けよう - 国際法研究者―覚書を議会に提出、宗教指導者―米大統領あて書簡、大学教員―署名運動
- 米議会 アフガニスタン空爆反対 バーバラ・リー議員一人
- <国際>
- 11日 ノーベル平和賞をジミー・カーター元米大統領に
授賞理由:国際紛争の平和解決や民主主義・人権の促進への努力。「ブッシュ米政権批判の意味も」。イラク先制攻撃の動きに「悲劇的過ちになる」と反対。 - フランス ラファラン首相 8日 フランス国民議会 武力行使は「最終手段」、回避のための外交
努力を尽くせ
安保理決議のフランス案- 二段階方式
- 第一決議 査察の受け入れ要求
- 第二決議 それが拒否された場合軍事力行使を容認
- イギリス 7日発 ゴールドスミス法務長官「イラクのフセイン政権排除を目的にした軍事行動は
国際法の侵犯」との見解を政府に。ブレア首相に警告
9月28日 ロンドンで40万人の大集会とデモ - イタリア 5日 全国70都市で反対行動 「イタリア社会フォーラム」の呼びかけ
ローマで3万人
世論調査 83%が反対 - EU非公式国防相会議 4日− クレタ島のレチムノン 回避求める声 ドイツ、オーストリア
- 韓国 8日 ソウルの米大使館近くの公園で集会とデモ 「米国の覇権的な戦争準備への屈辱的な支援」をするな 参与連帯、経済正義実践市民連合、韓国女性団体連合、緑色連合
- 11日 ノーベル平和賞をジミー・カーター元米大統領に
- サウジアラビアの新聞 アルワタン12日付社説
- 米国がイラクを占領すれば湾岸地域での過激主義を刺激し、テロ戦争を挫折させると警告
- われわれの主張
- テロ反対の国際的同盟を強化
- 同時に報復戦争をやめさせる アメリカのイラク軍事先制攻撃ストップの世論を強化
- 国連中心に解決をはかる軌道に
- 日本は有事法制でアメリカの戦争に参加するのではなく、平和憲法を生かした平和のイニシアチブ
- 22日に中央集会 雇用・くらし イラク攻撃 有事法制 18日から臨時国会
国民大運動実行委員会、全労連、中央社会保障推進協議会
資料・街宣メモ9月12日
「先制攻撃」反対の理由 「しんぶん赤旗」14日付
米キリスト教指導者51人 12日 ブッシュ大統領あての公開書簡発表
全米教会会議(NCC)事務局長も署名
- 道徳的な理由から、米国がいまイラクに対して新たな軍事行動を起こすことには反対
- 戦争がイラク国民に多大な犠牲を強いる
- 国際社会に反するような一方的な武力行使 米国の国益にならない
中東情勢のいっそうの不安定化につながる - ブッシュ政権の先制攻撃正当化議論に警戒感を表明
- 敵の政府を一方的に倒すこと 諸国の領土保全と国際法の尊重に他国が懸念強める
- 戦争ではなく平和を追求
- 武力で政府を倒すのではなく国際社会のために行動し、国際法を尊重する
- イラク問題での議論は、議会決議で終わったのではなく、これから始まる、とも
大学教員が進める対イラク戦争反対の署名 2万3千(うち大学教員は1万1千こえる) 赤旗14日付
- イラクと中東地域の不安定化
- 国際的なコンセンサスが得られていない
- ブッシュ政権のいうイラクの「脅威」には信じるに足る証拠が示されていない
- 国連憲章に照らして違法
- ボストンの反戦集会 12日
- 最愛の姉をニューヨークのテロで失う
- 人が殺しあう戦争に反対していた生前の姉の姿勢を思い起こし、アフガニスタンの軍事介入に反対するようになった
- イラクへの先制攻撃 中東地域の安全を破滅させテロの連鎖を生む
- 新たな暴力を阻止するため姉の遺志をついで日々努力を続ける
コロンビア大学マニング・マラブル博士 - 国内 対テロ戦争の名でアラブ、南アジア系住民への不当拘束など人種差別を助長
「市民権と民主主義、正義を奪ってきた」 - イラクへの戦争 第三世界にたいして戦争をしかけた、ことに 途上国の声を尊重しない米政権の傲慢さを批判、タカ派政策の転換を呼びかけ
同時テロ犠牲者遺族(「ピースフル・トゥモロー」)の訴え