Peace full info by 平和と民主主義をすすめる左京懇談会


ニュース11

社会フォーラムに注目

さきょう平・民・懇の21世紀小劇場 第1回
11月27日(水)午前10時 京都革新懇会議室

 さきょう平・民・懇では、このほど「21世紀小劇場」にとりくむことを決めました。第1回は11月27日、テーマは「社会フォーラム」です。

新しい胎動とらえる21世紀小劇場

 21世紀小劇場は、国民的多数派形成に努力する革新懇運動にかかわって、政治や経済、社会はむろん学術・文化・芸術・宗教などの諸問題を広くとりあげ、その中に芽生える世界と日本の新しい胎動をとらえようとするものです。

 当面隔月に、さきょう平・民・懇の運営委員会の一日をあて、会員や一般の参加を得て、学習や討論を行います。第1回は11月27日(水)午前10時から京都革新懇会議室(聖護院川原町、教育会館別館)で、社会フォーラムをテーマに開催します。

平和で公正な世界秩序めざす世界社会フォーラム

 「別の世界(をつくること)は可能だ」―これを統一スローガンにして第二回世界社会フォーラムがブラジルのポルトアレグレで開かれ(2002年1月31日−2月4日)、131カ国、4900団体、5万1000人が参加しました。公正な世界経済秩序をめざすとともに、テロ反対・対テロ戦争反対などの平和の問題も重視されました。

 最近では欧州社会フォーラムが11月6日、イタリアのフィレンツェで開かれ、その初日、米軍基地撤去と軍事同盟解消、米国によるイラク攻撃反対の集会とデモに警察発表で4千人が参加しました。(しんぶん赤旗8日付)

 日本の革新懇運動によく似た新しい国民共同の運動が世界でも急速に広がり、世界の平和と変革の流れの強化に役割を発揮し始めているのです。第1回の21世紀小劇場では、この運動に注目し、報告をもとに話し合います。

ブッシュ政権の戦争政策と平和の国際世論、運動

1月25日(土)に学習交流会

 イラク問題に関する国連安保理の新決議が8日、安保理事国15カ国の全会一致で採択されました。この決議は米英の武力行使に道を残すと同時に、決議違反があれば改めて安保理で協議するというフランスの二段階案も生かした内容となっています。また「全会一致」によって米国による一方的な武力攻撃を阻止する国連の結束を保ったものともいえるでしょう。イラクが決議を受諾すれば、米国の攻撃の口実はなくなります。

平和の流れ強化に積極的役割

 このように今世界では、時々刻々、ブッシュ政権の戦争政策と平和の国際世論の対抗が激しく続けられています。わたしたちの1年を超える連日の街頭宣伝やさまざまなとりくみも、この世界的な対抗関係の中の平和の積極的要素を形成しています。地域でも、職場でも繰り広げられている、「テロと報復戦争反対、核兵器廃絶、有事法制廃案、日本は憲法9条をもつ国として国際的な平和のイニシアチブを」との運動を交流し、激動の、緊迫した情勢にふさわしい運動を一層強化拡大するために、この学習交流会が大きなステップとなることが期待されます。

資料・街宣メモ 2002年11月7日(木)(ニュース・ソースはしんぶん赤旗」)

現在の世界と日本の焦眉の問題

 アメリカのイラク攻撃・イラク戦争を回避すること
 日本は憲法9条を持つ国として、このために積極的役割を果たすこと
有事法制、武力参戦などもってのほか!

この間激動の情勢が展開
トルコ総選挙 3日
国連安保理 米が修正案提出 6日
世界の世論 安保理緊急公開討議 10月16、17
日本

米国のイラク戦争計画に反対し、国連憲章に基づき国連を通じて平和的、外交的に解決すべき

くらしと平和を守る京都生協(左京)の活動

下鴨サロンと左京平和やってみる会

倉崎 久子

<生協の基本組織>

 京都生協(左京区)には9つのクラブ、下鴨と岩倉の店舗にコープ委員会、各地域に共同購入の班があり、個別配布を受ける組合員がいます。また「こーぷるひろば」といって、3人以上の組合員が集まって登録すると、生協の助成金を受けて、商品の開発検討、アンケート提出などの活動ができます。そしてこれらをとりまとめるのが行政区ごとに組織された行政区委員会です。

 左京区の場合、この行政区委員会のもとに福祉フォーラム、子育ておしゃべりフォーラムが設けられ、わたしは福祉フォーラムの実行委員の一人です。

思いや感じを遠慮なく
<下鴨サロン>

 この福祉フォーラム実行委員会では、組合員の学習と自由な発言・発想の場として、この6月に「下鴨サロン」を発足させました。以後毎月1回、11月で6回目のサロンとなり、毎回平均70人以上がこのサロンに立ち寄り、用意された3つのテーブルで楽しく話し合ってきました。コーヒー、紅茶、緑茶、ジュースなどが組合員教育文化費の予算から提供され、どんなことでも思うこと感じたことを遠慮なく話し合ってもらいます。

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 の真ん中の3つの輪は「協同の心」を表す“くらし・平和・民主主義”が要となり、“安全・安心・信頼”があるので、どんな時にも平和あってのくらしということが殆んどの組合員の中に根づいています。 生協は次々と若い世代につなげて永遠に消費者のくらしを守るとりでです。そのために平和であることが一番大事なことなのです。

平和運動募金も活発に
<左京平和やってみる会>

 その平和を支えるのは生協の組合員すべての願いです。自分たちみんなで平和を構築して行くために、それぞれが募金をして、常時行われる学習会や、特に「左京平和やってみる会」クラブのメンバー中心に活発に活動をしています。

 ちなみに平和運動募金左京分は、ここ8年間の年平均額は25万円に達しています。年度で多少のバラツキはありますが、この募金は全行政区で集計され京都生協全体の募金額となり、平和行進や広島、長崎の集会、各行政区の平和運動にあてられます。

 左京区では岩倉(7月31日)、下鴨(8月1日)で有事法制についての学習会を行いました。これは総代会の方針にもとづいて、理事会が執行したものです。

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