NO WAR ON IRAQ
イラク攻撃をとめよう 歩こう世界の人々とともに
3・30左京ピースウォーク
左京平民懇では、左京地区労や日本共産党左京地区委員会などとともに、この間の世界的な反戦行動に左京の地から行動を起こしてきました。1月18日、2月15日、3月15日、3月23日に引き続き、3月30日にもデモで市民にイラク戦争反対を訴えます。
- とき 2003年3月30日(日) 午後1時50分集合 午後2時出発
- コース 京都教育文化センター→東大路通り→二条通→御池・鴨川河川敷
- 御池で京都集会に合流します。午後2時30分集合、午後3時30分出発→円山公園
百万遍で緊急街宣
3月20日昼
米英軍がイラクのバクダッド空爆を開始した20日昼、左京平民懇では、左京地区労や日本共産党左京地区委員会とともに、百万遍で緊急の街頭宣伝をおこない、生活と健康を守る会、新婦人、母親連絡会、日本AALA、第二中央病院労組などから17人が参加しました。大きな横断幕をかかげ、ハンドマイクで訴えると、ビラの受け取りもよく、毎日新聞が取材し、翌日の京都面に掲載されました。
この日は、熊野神社前でも左京地区労、日本共産党左京地区委員会が同時刻に街頭宣伝をおこないました。
4月5日(土)にも行動
「イラク攻撃をとめよう。歩こう、世界の人々とともに 京都実行委員会」では、4月5日(土)にも行動を予定しています。午後3時、御池・鴨川河川敷集合、4時出発、デモ。
原稿をお寄せください
米英によるイラク先制攻撃、小泉自民・公明連立政府の追従にたいする抗議の声を編集部までお寄せください
資料・街宣メモ2003年3月20日(木)百万遍
- きょう2003年3月20日に、ブッシュ政権のアメリカが、独立国イラク侵略を開始
そして日本国民として、恥ずべきことに、小泉自民・公明連立政府が、この無法な侵略を支持
われわれは、「戦争やめよ」の声を上げ続けなければならない - 19日、京大物理学教室で、イラク戦争反対の小さな集まり
湾岸戦争(1992年)で米国が使用した劣化ウラン弾の被害の調査報告
それは恐るべきもの 半減期45億年 子どもへの影響がいまも しかも広がる - 報告者 ブッシュ大統領の最後通告で「無力感」とも
- 世界的な、歴史的な反戦運動の未曾有の高まりにもかかわらず、この暴挙をとどめられない
「無力感」も当然
1月18日 38カ国
2月15日 70カ国以上 600都市 1000万人
3月15日 98カ国 2000都市 1500万人
しかも安保理で、米英西の武力攻撃容認決議案が支持得られないとみて
米英は、国連の枠を飛び出して、単独行動に出た
この戦争に、従来の自らの言説を翻して、自民・公明政府も追随 - しかし、世界の人々の反戦・平和の声は、かならず世界を変える
当面、軍事的な力が、民衆の声を圧倒するだろう
一気に反動化する危険もある
しかし政治的には、戦争勢力の国際世論からの孤立は明白 -
国連の破綻の声にたいして 朝日新聞3月16日付によると
- 今回の事態は安保理の機能を強化するとの意見も
ノースウェスタン大学イアン・ハード助教授:安保理は「大国(常任理事国)が平和と安全の問題を秘密裏にではなく協議する場として作られた」のだから - ハーバード大学スティーブン・ウォルト教授:「安保理は大国の国益が異なるとき、それをムリにまとめようという機関ではない」 安保理を通さずに軍事行動が起きても「権威や正当性は問題にならない」
- フランスの拒否権 イエール大学ジェームズ・サタリン講師:「国連憲章で保障された正当な手段。
重要な問題でも何度も使われてきた」 - ネブラスカ大学デービッド・フォーサイス教授:「安保理が米国の政策に『承認』のゴム印を押すだけなら正当性が失われる」「米は安保理を米の権限を強化するゴム印としか見ていない」
だから安保理が米に強く迫ると「米は単独行動主義に立ち戻る」
- 今回の事態は安保理の機能を強化するとの意見も
- 戦争違法化の流れを強化し、国連を強化する道
世界の民衆の声が生きる道
「無力感」を克服して、粘り強く運動を続けよう
資料・街宣メモ2003年3月23日(日)百万遍から三条大橋のデモで
-
アメリカとイギリスが20日午前4時(現地時間)にバグダッド(午前5時45分、日本時間午前11時45分)を攻撃
ペルシャ湾と紅海の米軍駆逐艦からミサイル「トマホーク」約40発
ステルス戦闘機2機から地中貫通爆弾「バンカーバスター」4発による攻撃フセイン大統領などイラク要人を狙った攻撃
独立国の首脳にたいする公然としたテロ
しかも別の国家が連合して実施日本の小泉首相は、すぐ(同日午後1時15分、記者会見)武力攻撃の支持を表明
-
米英軍地上部隊がイラク現地時間20日夜、クウェートからイラクへ一斉に侵攻
21日、大規模な空爆開始 「衝撃と恐怖」戦略 攻撃開始以来の出撃回数、約1千回以上、大型精密誘導弾1500発以上など圧倒的な軍事力 を誇示「衝撃と恐怖」―何という呼び名か! 圧倒的な武力で何千万という人々を威圧し、圧伏させる
爆撃の映像をテレビで全世界に流し、記者会見でそれを誇る
何という無法!
何という厚顔無恥!
これをわが小泉自民・公明内閣が真っ先に支持したのだ! -
ブッシュ米大統領がテレビ演説 攻撃直後 日本時間20日午後0時15分
- 「イラク国民を解放し、世界を危険から守るため」という→イラク国民を「衝撃と恐怖」に陥れておきながら、「イラク国民を解放する」という→全世界を危険に投げ込みながら、「世界を危険から守るため」という
- 「35カ国以上が支持」という→150カ国以上が反対ないし支持せずなのだ→この35カ国の筆頭に、忠犬(忠義の犬)ヅラした小泉首相がいる
- 「フセインは罪のない国民を盾にしており救わなければならない」という→それなら、この破壊と殺戮をただちにやめよ
- 「文明、宗教信仰を尊重する。野心はない」という→もっとも野蛮な、破壊と殺戮を誇りながら
- 「決定的な戦力を投入する。勝利以外は受け付けない」という→世界的な、政治的包囲のなかで、やがて没落の道をたどるだろう→やがて世界の人々の前で、敗北を受け付けざるをえないだろう
- この暴挙を糾弾する国民的な運動を継続し、戦争違法化の流れを新しい段階に引き上げよう
- 日米同盟ではなく、非同盟中立、国際連帯、反戦平和の運動を発展させよう
有事法制を廃案にしよう
- 参考Webサイト:
- インターナショナル・アンサー
[http://www.InternationalANSWER.org/]